ぼのブロ

適当にふらふらと

寒い夜の思い出

寒い夜に、思い出すこと

 

僕の出身は岐阜県の田舎町

名古屋から電車で1時間ほどの場所

一番近くのコンビニに行くにも、徒歩で30分ほどかかるような場所

 

もちろん1月のこんな時期は、本当に寒い

実家の前には川、周囲は山に囲まれた、本当に何もない街だ

 

 

もう15年も前の頃

高校生の頃

世間のことなんか何にもわかってなかった高校生

子供扱いされるのが嫌で嫌でしょうがなくて

でも、ただのくがきで

いっちょ前に反抗期っぽかったりもしたのかな

 

 

当時、好きな女の子がいてさ

こんなふうに寒い夜

メールフォルダや、画像フォルダなんかから

その子とやり取りをした

文章や画像なんかを開いて

何度も何度も見変え品がら、胸の奥をキュンキュンさせてたんだ

 

 

寒い寒い、月のきれいな夜

椅子と、MDウォークマンと、毛布を外に出して

しっかりと厚着をして

ホットミルクなんか作ったりして

 

体が冷え切ってしまうくらい長い時間

好きな女の子のこと考えてたんだ

 

 

月灯りの下で/MONGOL800

 

大好きな曲

モンパチのラブソング聞きながら、好きな女の子と考える

お酒じゃなくて

ホットミルク片手に

ずっとずっと、あの子の事を考える

 

 

恋を

してたんだな~

片思いを

してたんだな

本当に本当に

幸せな時間だったんだ

 

 

冬の寒い夜は、どうしても

そんなことを思い出してしまう

 

もうずいぶんと前のことなのにね

でも

そんなもんだよね